いまだに人間に化けれないタマモよ
麻帆良学園にやって来て変な頭の爺さんに逢ったらいきなり教師にならないかと言われたヨコシマ
思うんだけど教師って柄じゃないのよね
だってバカだし
それにあの変装、昔写真で見たことあるけどホントに若い頃の百合子さんにそっくりなのよね
女の私が嫉妬しちゃうぐらい美人だし
ヨコシマが女だったらあんな風になってたのかな
・・・・それはそれでいやかも
学園長室を出た横島たちは案内人である少女に連れられ仮宿に向かっていた。
軽く挨拶をした程度だが、なぜかはわからないが横島にのみ明らかな拒絶が見られる。
そんな少女―――桜咲刹那を見ながら横島は考えていた。
(雰囲気からしてこちら側の人間なんだろう。竹刀袋の中身は刀・・・・おそらく野太刀、この年でこれが使えるなんて相当の腕だな。きっと幼い頃から修行三昧だったんだろう。俺なんかこの頃は毎日バカやってたからな〜正直尊敬するよな。しかも美人と来た!!日本人らしいすらっとした体系!!まさに大和撫子!!マ、マテマテ俺は何を考えている!!俺はロリコンじゃない、ロリコンじゃない、ロリコンじゃない、ロリコンじゃない!!でも4年いや3年後には!!!!」
「おい横島。」
肩に手を乗せられビクッと体を震わせビクビクする横島。
(振り返るな!振り返ったら最後きっと後悔する!人としての人生が終わってしまう!あいつらのことだ。毎日ボロ雑巾のようになるまで働かせて最後は生ゴミと一緒に捨てちまう鬼のようなやつらだ!・・・・いや、こき使われるのは日常茶飯事か。こうなったら最後・・・・謝り通して許してもらおう!」
覚悟を決め振り返った先にいたのは・・・・髪を逆立てるほどの怒りに満ちたメドーサと尻尾を逆立てるタマモ。
「ほほう、誰がボロ雑巾のようにこき使う鬼のようなやつだって?。」
「な、なぜオレの心が読める!?ヒャクメかおまえは!?」
「全部口に出してたよ!!」
「コンッ!!(覚悟しなさい!!)」
「あぁ〜〜またやってもうた〜〜!!」
メドーサとタマモの折檻を受ける横島。
刹那もすでに手を刀にかけていたが、後一歩のところで踏みとどまっている。
しかし、拒絶の壁はさらに高くなったようだ。
「こちらがそうです。明日学園長が今後について話があるそうなので学園長室に出向いてください。それでは失礼します!!」
先程から睨み続けていた刹那は目的地に到着して伝えれことを伝えたらきびすを返して去っていった。
最後に横島をまるで親の仇のごとく睨み付けるのは忘れない。
それを見た横島は泣きながら呟いた。
「うう〜嫌われるのは慣れてるけどあんなに嫌われたのは初めてや〜。」
「確かにあんたの発言だけってワケじゃなさそうだね。それ以外にも何か・・・・・そんなことはいいじゃないか。ほら、さっさと入るよ。」
メドーサも何か引っかかりを感じたのか、首を捻るがすぐに考えるのを中断して横島を引きずりながら家のなかに入っていく。
中に入るとタマモはすでに中に入って日の当たるところでくつろいでいた。
「へぇ〜間借りの宿にしちゃ贅沢もいいところだな。―――にしても、こりゃ信用されてない証拠だな。」
横島が最初に家に入ってやったことは部屋中を調べて異常がないかの点検。
案の定数多くの盗聴器が見つかった。
1個や2個ではない。
少なくとも10以上はある。
玄関や寝室、バスルームやトイレにまで設置されていた。
プライバシーもあったものではない。
それをテーブルの上に置きソファに座ってくつろぐ。
もちろん全て壊してからだ。
それに苦笑して眺めているとコーヒーを入れたメドーサがやってきた。
「あのジジイ、いい度胸してるね。こんなあからさまにするなんてさ。しかも科学技術だけでなく、魔法と併用するとは徹底してるね。」
そう、メドーサの言うとおり盗聴器に隠蔽の魔法をかけるという徹底ようなのだ。
信頼されていない証拠である。
「いや、学園長の指示じゃないだろう。あの人はこんなヘマをする人じゃない。おそらく上司思いの部下の仕業だろう。いい部下に恵まれている。―――そっちのほうはどうだった?」
「・・・・家事一式も用意されているし冷蔵庫のなかも結構入っている。今飲んでいるコーヒーも高級品さ。けど、調味料が少し足りないから買い物に行かなきゃいけないね。」
メドーサは学園長に感心半分怒り半分といった感じでいるのに対して、横島は怒るどころか逆に嬉しそうにコーヒーを飲む。
そんな横島に不貞腐れながらもメドーサはキッチンの状況を説明した。
家事全般を担当しているのはメドーサである。
横島は昔の生活を見ればわかるように家事はまったく出来ない。
タマモは狐なので論外。
この世界に来たばかりの頃はインスタントやファーストフードで済ましていた三人だったが、横島が
『おキヌちゃんによく作ってもらったな。』
と話していたのを覚えていたメドーサが気紛れで料理をした。
それが予想以上に喜ばれたのをきっかけにメドーサが担当するようになったのである。
「そうか。なら今から買い出しに行こう。ついでに学園内の確認しておいたほうがいいだろう。来る前に地図で確認したけど実際見ないとわからないこともあるだろ。」
「それもそうだね。それじゃあ行くとするかい。―――それにしてもあんたの女の姿は何回見ても面白いね。」
「な!?あれはおまえらが『正体を隠すなら徹底的にやったほうがいい』って言うからやったんだぞ!!じゃなかったら何が嬉しゅーて女になんてなるか!!」
「いや、あれは冗談のつもりだったんだけどさ。以外にも美人だったからね、そのままにしておいたのさ。」
「そうそう。」
「確かに美人やけど・・・・ワイ、ワイはドキドキなんてしてないんやーーーー!!!」
横島の叫びが部屋中に響き渡たる中、メドーサとタマモはその様子を面白そうに見ていた。
横島の暴走も落ち着くと三人は買い物に出かけた。
仮の住まいのため、必要以上のものは買わずメドーサの希望の品のみを買い、それが終わると、横島たちはそのまま学園内の地理を確認し回ることにした。
タマモは定位置である横島の頭の上でまわりをキョロキョロ見ているが、彼女なりに横島の手助けをしているらしい。
傍から見ているとなんとも可愛らしい光景である。
「確かに確認をする価値はあったようだね。」
「ああ、建物の高さや隠れることが可能な地点。それに重要そうな場所に文珠を配置できたのはよかったな。」
そういって文珠を手の上で遊ばせる。
その文珠にはすでに『転』の文字が入っている。
これは普段使う文珠とは異なり、文字を入れたまま精製することにより連続使用を可能にした文珠で名を"定型文珠"という。
連続使用が可能になった代わりにサイズは一回り近く大きくなっているし、威力も事務所に勤めていたときの半分以下になってしまっている。
他にも一度精製してしまったら文字は変えることが出来ないし、体内にストックすることが出来ないと色々難点があるが、近距離転移や万が一の防御用としては重宝している。
「確かにこれで緊急時はかなり短縮できるだろうね。―――で、本音は?」
「各広場での美女出現率がわかったことが一番の収穫「死ねっ!!」ああ、またしても!?!?」
殴られて吹き飛ぶ横島。
その上にいたはずのタマモはすでに脱出していてその際、顔面に尻尾を叩き込んでやったのは気のせいである。
とそのとき、道端で言い争いをする声が聞こえてきた。
「ち、ちょっと、痛いじゃないの!!こっちは急いでるって言ってるでしょ!?」
「んなのほっといて俺らと遊ぼうぜ〜。俺らにぶつかったんだからそれぐらいいいだろ?」
「俺たちと遊ぶだけで許してやるって言ってんだ。俺たち寛大だろぉ?」
「そうそう、いっぱい楽しませてやるからよ。へっへっへっ。」
「結構です。私たちはあなたたちのようなバカな人と遊んでる暇はないです。それにちゃんと謝ったです。なので早くそこを退くです。」
「バ、バカだとっ!?てめぇいい気になってんじゃねぇぞ。」
「・・・・メド、荷物を頼む。」
横島は有無を言わさずメドーサに先程買った荷物を渡すと足早にその集団に向かっていった。
「ふぁ〜眠い・・・・」
道端で盛大な欠伸をするメガネを掛けた女子生徒。
ピーマンコーラと書かれた飲み物を手に持ち呆れたように見る女子生徒。
その後ろで本を抱きかかえるようにしてオドオドしている女子生徒。
「また徹夜ですかハルナ?」
「う、うん、昨日も夜遅くまでやってたよ。」
「う〜んここ最近の平均睡眠時間は2時間かな〜。」
「少なすぎです。いくら切羽詰ってるからといっても限度があるです。」
「しょーがないじゃない。テスト期間でただでさえ時間なかったのにゆえやネギ君たちが行方不明になってたんだから。」
「うっ、ゴメンです。」
「あぁ〜責めてるわけじゃないのよ。ただあんまり心配かけないでよね。のどかなんてあの時ほとんど一睡もしてなかったんだからね。」
「ハ、ハルナ・・・そ、それは秘密って・・・・」
彼女たちはネギのクラスである通称図書館3人組である。
ハルナ話しを振り夕映とのどかが返す。
いつもの光景なのだが今日は連日の睡眠不足でハルナは会話をしながらあちらこちらとふらついてかなり危険な様子である。
そのとき、運悪く前から来たいい感じに時代錯誤している不良グループにぶつかってしまった。
「痛ってえぇぇぇーーー!!」
「どこ見てんだゴルァ!!」
「あ、ご、ごめんなさい。」
「ごめんなさいで済むなら警察は要らないんだよ。」
「ハルナ、大丈夫ですか!?」
「あぁ?あんたらの友達かい?そいつのおかげでダチが怪我しちまったんだけどよ。どうしてくれんのよ、あぁ!?」
「痛えぇぇ〜よ〜〜腕の骨が折れちまったよ〜。」
「なっ、あの程度で怪我なんてするわけないじゃん!!それにこっちは急いでるんだから。ゆえ、のどか早く行こ。」
二人を引き連れて足早にこの場を立ち去ろうとしたが他の不良に行く手を阻まれた。
卑しく見下ろしてくる不良。
それに怯んだ三人はいつの間にか囲まれていた。
この状況にのどかはしゃがみこんで泣きだし、それを庇う様に二人が立つ。
二人は気丈にも不良たちを睨み付けているが体が震えているのは隠せない。
「大丈夫だって別に慰謝料取ろうってわけじゃないんだぜ。ただ俺たちと遊んでくれればいいんだよ。そしたらダチの怪我も治るかもしれないしよ。」
ハルナたちが怖がっているのがわかると、調子に乗った不良はハルナの手を掴みあげた。
「ち、ちょっと、痛いじゃないの!!こっちは急いでるって言ってるでしょ!?」
「んなのほっといて俺らと遊ぼうぜ〜。俺らにぶつかったんだからそれぐらいいいだろ?」
「俺たちと遊ぶだけで許してやるって言ってんだ。俺たち寛大だろぉ?」
「そうそう、いっぱい楽しませてやるからよ。へっへっへっ。」
「結構です。私たちはあなたたちのようなバカな人と遊んでる暇はないです。それにちゃんと誤ったです。なので早くそこを退くです。」
「バ、バカだとっ!?てめぇいい気になってんじゃねぇぞ。」
怒った不良は懐からナイフを取り出し夕映に向けた。
「ゆえっ!!」
「ゆ、ゆえ!!」
「おっと動くなよ。」
他の男がハルナにナイフを向けて歩み寄ってきた。
ナイフの腹で顔を叩かれる。
(いや、何でこんなことになるのよ。私が何したってのよ。ネギ君と高畑先生の同人誌を描いたのいけなかった?それともアスナとこのかのカラミ!?もしかして瀬流彦先生と高畑先生の!?とにかく私は悪いこと何もしてないのにーーー!!)
十分天罰ものだろう。
本人たちに知られたらどうなることやら・・・・
ちなみにこの同人誌は麻帆良内の同人ショップで売上No.1らしい。
心の叫びとは裏腹にハルナの眼には涙が浮かび、恐怖に駆られて立ちすくんでしまっていた。
誰かに助けを求めようにも声が出ない、というよりも口を開いたら心の叫びが出てしまいそうで口を開けない。
とそのとき、ナイフを持つ手が誰かに握られ勢いよく上に持ち上げられた。
「おい、あんたらものには限度ってもんがあんだろうが。」
怒りを含んだその声にはっとなり、振り返ってみるとスーツを着た男性―――横島が不良の腕をつかみ上げていた。
「何だてめぇは離しやがれ!?」
「その前にその子の手を離したらどうだ。」
横島の手が不良の手をさらに強く握る。
不良は痛みのあまりにハルナの手とナイフを離し、必死に横島の手を外そうともがいた。
ハルナを離したことを確認した横島はその不良を仲間のところへ投げ飛ばした。
「痛ってぇーーー!!てめぇよくもやりやがったな!!やっちまえ!!」
「「「「おおぉぉぉーーーー!!」」」」
怒りに顔を真っ赤に染めた不良は仲間に声を掛けて一斉に襲い掛かった。
手にはナイフやスタンガンなどの凶器が握られている。
「あ、あぶないっ!!」
1対5という戦力差に思わず叫んだハルナだったがそれは杞憂に終わった。
同時に襲い掛かってくる不良を軽くいなしては次々に投げ飛ばしていく。
あっという間に立っているのは横島だけになり不良たちは地面に呻き声を上げながら倒れていた。
「ったく、こんな可愛い子達に何やってるんだ。おまえたちのやったことはすでに犯罪だ。本来ならば警察に突き出すところなんだが・・・・君たちはどうしたい?こいつらを警察に突き出すか?」
不良たちを睨み付けていた横島はハルナたちに尋ねる。
急に振られたハルナたちは一瞬言葉に詰まるもゆっくりと話しはじめた。
「わ、私たちですか?・・・・別に特別何かされたわけじゃないので今後一切このようなアホな真似をしないって言うなら別にいいです。でもハルナは・・・・」
「わ、私もいいわよ。ちょっと怖かったけど何もされてないし。」
二人の反応に横島は優しく微笑みをかけ、不良たちを睨みつけた。
「よかったなおまえたち、こんな優しい子たちで。本来なら捕まって刑務所行きだ。金輪際こんな馬鹿げた真似をしないというなら見逃してやる。さっさと失せろ!!!!」
「ち、ちっ!これで勝ったと思うなよーーーっ!!」
「お、覚えてろよっ!ア、アニキ待ってくださいっ!!」
「「「覚えてろよーーッ!!」」」
殺気を込めたその声に不良たちは蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
もちろん捨てゼリフを言うのは忘れていない。
そんな不良の姿が見えなくなった途端二人はその場に崩れ落ちた。
「だ、大丈夫かい!?どこか怪我でも!?」
「い、いやぁ〜ちょっと緊張の糸が切れたって言うかなんていうか。あはははは。」
「腰が抜けたです。」
顔を赤らめながら恥ずかしそうに言う二人を見て横島はホッと溜息をついた。
そしてしゃがみ込んで視線を合わせると優しく微笑みかけた。
「もう大丈夫だよ、心配要らないからね。それよりもゴメンよ、もっと早くこればあんな目にはあわなかったのに。」
そう言うと二人の頭を優しく撫でるあげた。
二人はさらに俯くが顔が真っ赤なのはお約束である。
しばらく撫でてていたがメドーサがこちらに近づいて来るのが見えたため頭から手を離して立ち上がった。
二人が離れていく手を名残惜しそうに見ているがそのことに気づく横島ではない。
「メド、そっちの子は?」
「のどかっ!?」
横島の声でハッとなり夕映は勢い良く振り返った。
そこにはぐったりした様子ののどかを抱えたメドーサがいた。
「安心しな。ただ恐怖で気絶してるだけだね。別になんともないよ。」
「そ、そうですか。す、すみません、手を貸してもらえるですか?」
恥ずかしそうにいう夕映に小さく笑いながら手を貸す横島。
そして立ち上がるとメドーサのもとに行きのどかを受け取ろうとした。
「無理すんじゃないよ。あんたの身長でこいつを持てるわけないだろう。気絶している人間ってのはねあんたの思ってるよりも重いもんなんだ。こいつは私が持ってやるからそこの荷物を持ってきな。」
それだけ言うとメドーサは近くの公園へと歩いていく。
夕映はそれが正論なので文句が言えず口を×にしながらもメドーサの荷物を持って後を着いて行った。
「君は立てるかい?」
「あはははは、無理っぽいです。」
横島は問いかけにハルナは元気よく笑って返す。
しかし、語尾や体がまだ震えているのを横島は気づいた。
「そりゃそうだよな。あんな恐い目にあったんだからな。しゃーないか・・・・よっと。」
女の子をこのままにしておくことも出来ないので横島はハルナを抱き抱えた、お姫様抱っこで。
「え、あ、ち、ちょっと降ろして!」
「降ろしてって言ったって腰が抜けて立てないんだろ?近くに公園があったはずだからそこまで運んであげるよ。そこに君の友達も運ばれているよ。」
「そ、それは助かるけど、これは恥ずかしすぎるって!せめて違う運び方にして!」
「でもな〜脇で抱えると人さらいみたいだし、俵運びにしたら可哀相だろ。」
「だったら背中に背負えばいいじゃん!・・・・ははぁ〜ん?」
ハルナが何かに気付いたように玩具を見つけた子供のような笑みを浮かべた。
それを見た横島は勢いよく顔を逸らした。
顔は冷や汗が流れている。
「い、いや別に出来ないってわけじゃないぞ?いやむしろ背負いたい、じゃなかった、ただそれをやったら胸が背中に当たってきもちいいだろうなとか全然思ってないから!」
思っていること全て暴露した横島。
限界まで首を振って否定するもハルナを離してないのはさすが横島である。
「ふっふぅ〜ん、まぁ確かに中学生にしちゃ私の胸は大きいわよね。ウリウリ。」
いつもの調子が戻ったハルナは横島をからかうように自分の胸を押しつける。
それを首を振りながら理性と戦う横島。
(耐えるんだ、耐えるんだ横島よ!!いくらメガネが似合う可愛い子だとしても相手は中学生なんだ!!ここで負けてしまったら人間としての大切な何かを失ってしまう。そんなことが許されるのか!?否、断じて否である!!しかし、いやしかし!!」
「何遊んでるんだい!!」
いつまで待っても来ない横島を不思議に思い、戻ってきたメドーサは暴走しだした横島に後ろから蹴りを入れる。
横島は吹き飛ばされるが自分の体を下にしてハルナの体を地面に落とすことはなかった。
しかしその結果、横島の顔は・・・・
「ムニュ・・・・ムニュ?」
「や、ち、ちょっとどこ触ってるのよ!?」
「へぷっ!?」
ハルナの胸に埋められていた。
そのときに揉んでしまったのは男の性である。
顔面にビンタをされて地面を転がる・・・その先には。
「よ〜こ〜し〜ま〜!!」
「ま、待てメド!!は、話せばわかる!!」
「あんたは学習能力ってのがないのかいっ!!」
この後、顔を般若のようにしたメドーサから鉄拳制裁が下ったのは言うまでもない。
「ドチクショー!!俺が何をしたって言うんじゃーーー!!」
〜〜あとがき〜〜
いい感じに時代錯誤をした不良は何気にお気に入りです
もちろんやられ役としてですが・・・w
今後も登場機会があるかも・・・?